HONEY×DARLING
◼️へたくそハニーとおねだりダーリン
ぴちゃぴちゃと軽い水音を響かせて、小さい頭が足の間で動くのを見下ろしながら、大和は密かに嘆息した。
──ミツのフェラが、気持ちよくない。
(いや、気持ちいい……こう、決定打はないけど、あー今頑張ってくれてんだなあみたいなじんわりしたくすぐったさは癖になるし、なんか……好きだって気持ちにはなる。ミツが全然慣れてないのは素直に嬉しいし、舐めてもらってる身であれこれ文句つけるのも違うと思うんだけど……けどこれは……うーん……)
三月の舌は、控えめに大和の竿に伸び、亀頭を舐め……手を尽くしていることは伝わってくるものの、はしたなく大胆に求めるような、いつもAVで目にしている技巧とは程遠い。
ちらりとたびたび大和を見上げ、反応の薄さに不安げに眉を寄せられ……大和は、三月の頭をがしりとつかんだ。
「ああっ、もう! へたくそ……!」
「う。、っおっ」
強引に体を床へ押し倒し、ついさっきまで不安そうに大和の反応を見ていた男の服を暴く。
下着をずり下ろして引き摺り出した、まだ形をなしていないものに、唾液を垂らす。
「えっ? や、まとさ」
「気持ち良くしてやるから、体で覚えろよ」
「えっ、ちょ、マジ? や、大和さ……っうあ……!」
ねっとりと唾液を溜めた熱い咥内へ、三月のまだやわいものを迎え入れ、先端にもたついている皮をずり下ろすように、舌でしごき下ろす。
「ぅえっ、え、うそっ、あ、つい、……ッ!」
三月の手が、堪えるようにパーカーの裾を掴んで、震える下腹部をあらわにした。簡単に形を持ったものを、頬の力で喉に吸い上げながら、大和は目尻を緩めた。
(うは、ちょれー……ミツ、こういう快楽弱いんだな)
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