キスおねだり可愛い選手権 2 【陸編】


「こんにちは!アイドリッシュセブンです!」
「今日は俺たちアイドリッシュセブンが、みんなに見せたことない姿をお見せします!」
「おおー、陸は元気いっぱいだな!七瀬選手、やる気のほどは?」
「ばっちり!三月は?」
「負けらんねぇなって気持ち。男のプライドにかけて!」
「お兄さんも負けらんないって気持ちだな〜。今日やる内容けっこうキワどいけど、高校生たちはどうなわけ?」
「問題ありません」
「おもしろそーじゃん。キスさせればいーんだろ?」
「そうだよ。僕らが今日お届けするのは、『キスおねだり可愛い選手権』です。今からくじでメンバーをひとり選び、そのメンバーへほかのメンバーがキスをねだります。最終的に一番キスをされた人が優勝、という企画です」
「つまり最大6回キスされんの?」
「大和さん嫌そうな顔すんなって」
「いえ、実はまだ僕らも知らされていないシークレットゲストがいらっしゃる予定なので、その方々とのキスもありそうです」
「こんな地獄に自ら飛び込んでくるゲストは余程の物好きです……」
「ナギが落ち込んでるの珍しいなあ!こんなふうにいつもは見られない俺らが見れるってことで!じゃミツ、さっそくくじ引きよろしく!」
「あいよー!最初に俺らにキスをおねだりされる幸せものは誰かな〜?ここに7色のカラーボールを入れた箱があるので、引かせてもらおうと思います。じゃあ早速……ほい!赤!」
「ってことは!」
「オレ?!」
「キスおねだり可愛い選手権、今日は陸がターゲットです!」
「すごいかっこいいやつ考えてきたのに〜」
「リク、自分でハードル上げると次回からキツくなるぞ」
「オレどうしたらいいの?別室?あっ中継されるんだ!やだなんか恥ずかしいな」
「挑戦者は次の数字の人から別室にいくみたい。7の次は1だから、一織くんからだね」
「私ですか。お恥ずかしいですが、挑戦させてもらいます」
「2分経過かクリア時点で俺らの声が別室にも聞こえるようになるから、それで終了な」
「トップバッター一織、こだわりポイントは!」
「アイスブレイクくらいにはなればと思っています。行ってきます」

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