キスおねだり可愛い選手権 3【大和編】
「こんにちは!アイドリッシュセブンです!」
「さー始まりました、『キスおねだり可愛い選手権』!まずは大和さん、説明よろしく!」
「二階堂大和です。ルールは、ターゲットにキスをねだってキスさせたら1ポイント、キス失敗組は最後に罰ゲームして、その中で1人だけ1ポイント加算です。結果、なんと現在トップはミツ!」
「やー、0.5ポイントというルールにないポイントを貰っちゃいました、和泉三月です。先週のターゲットは陸だったんだよな!」
「七瀬陸です。みんな前回見てくれたかな?オレがみんなにキスされたりキスしたりしました……恥ずかしかった!」
「何、今日みんな自己紹介すんの?サザエさんみてえ。四葉環ー」
「逢坂壮五です。環くん、覚えてない?あれからマネージャーに怒られたから、今日からもう少しちゃんとしようってなったの」
「和泉一織です。怒られたと言うか、困らせたんですよね。私たちは大事な番組のタイトルを忘れていたんです」
「キスおねだり可愛い選手権?キスねだって、させたら勝ちだろ。のとーりにやったじゃん」
「いや。違う。俺達はただキスをねだっただけだったんだ」
「なんだよヤマさん、急にだっただった喋んなよ」
「紳士的に、あるいは挑戦的に……ワタシ達はリクをキスへ誘いました。あなたの心を射止めます、六弥ナギです」
「選挙みてえな挨拶すんな。……環、タイトルに『可愛い』って入ってるだろ。オレらは、可愛くキスをおねだりしなくちゃいけなかったんだよ」
「なるほどな。じゃー今日みんな可愛いわけ」
「そ。環とか陸はいいとして、大人はな……まーがんばろうぜ!」
「では、今からくじでメンバーをひとり選び、ターゲットを決めます。陸くん、引いてくれる?」
「はーい!カラーボールが入ってるんだよね。えっと……はい!緑!」
「っしゃァ!」
「ヤマトのこんなに勢いのあるガッツポーズ初めて見ました」
「どんだけ可愛いおねだりしたくなかったんだよ……」
「全員まとめて抱いてやるから、お兄さんにせいぜいキスをねだりに来なさい」
「腹立つな……ということで大和さんは別室行き!次の数字のメンバーから順にそっちにキスねだりに行くから、ってオレか!」
「さっそく大人組でぶつかってしまいましたね。三月さんなら大丈夫ですよ!」
「ミツキ、キュートです。自信を持って」
「その自信はいらねえんだよなあ!でも大和さんオトす自信はあるぜ」
「三月すごい!行ってらっしゃい!」
「おー!」