キスおねだり可愛い選手権 5【TRIGGER編】


「こんにちはー!アイドリッシュセブンです!」
「嬉しそうだなー、陸。始まりました、キスおねだり可愛い選手権、ゲスト回!いやーなんか今日照明の反射眩しいなー?と思ったら、オレらも大ファンなあの三人がゲストです!」
「リク、企画書見てから眠れなかったんだよな?」
「はい!あ、でも、一織がミルク温めてくれて、昨日は普通に寝ちゃった」
「ぐっすりだったなー。壮五なんか、オレが朝飯作りにキッチン行ったら電気もつけずにリビング座ってたぜ。いつから起きてたんだよ?」
「6時頃、ですかね。一昨日の」
「あんまりメイクさん困らすなよー。て、オレも実はワクワクしすぎて、今朝からずっとあいつらの曲の鼻歌止まんねーんだけど!……てことで入ってきてもらいましょう!ゲストは〜、TRIGGERの3人です!」
「こんにちは」
「こんにちはー!九条さんだー!」
「よっ」
「うわ、昼間から八乙女、お兄さんには眩しいわ」
「こんにちは!壮五くん、寝てないの?」
「十さん!いえそんな、瞬きするのが勿体なくて!問題ありません」
「改めまして、本日のゲストはTRIGGERのみなさんでーす!では八乙女氏、自己紹介をお願いします」
「おう。八乙女楽だ。こういう体当たりな番組、俺は嫌いじゃないぜ。勝ちを譲る気は無い。よろしくな」
「九条天です。ボクも、いつも楽しみに拝見していたので、今回お仕事を貰って、わくわくしています」
「十龍之介です。また君たちの番組に呼んでもらえて嬉しいな!いつも頑張るみんながすごいなと思って見てたよ。俺も精一杯頑張ります!」
「よろしくお願いしますー!てか、九条と十さん、オレらの番組見てくれてたんだな!」
「天はいつも、まだ早いーとかどういう教育してるのとか、ぶつぶつ言いながら楽しそうに見てるよね」
「ちょっと、龍。ぶつぶつなんて言ってないでしょ。七瀬さんや和泉一織さんとはユニットを組んで歌ったこともあるから、それで見ていたってだけ。アイドリッシュセブンのみなさんの配信番組は、いつも面白いですから」
「なら当然、全員からキス、奪えるんだよな」
「楽の口説き文句、楽しみにしてるよ」
「キス失敗する前提かよ。天こそ、足引っ張るなよ」
「誰に言ってるの。ライブでボクにキスをしてくるのは誰?」
「さすがTRIGGERさんは小悪魔仕上げてきてんなー。というわけで、今日やるのは特別編!チキチキ、キスおねだり可愛いバトル!TRIGGER!VS!IDOLiSH7!小悪魔アイドル決定戦!です!」
「TRIGGERさんの路線でも、やっぱり可愛いは外さないのね。スタッフのゴリ押しがすごいわ、ラビットフリックス」
「今回は、僕たちIDOLiSH7とTRIGGERさんが計6回の勝負でキスをねだり、より多くキスを獲得したチームが勝利、小悪魔アイドルの称号を手にするというチーム戦です」
「ペアを組んで別室へ移動しての挑戦で、事前にあみだくじで対戦表は決まっています。最初の対戦は、ねだる側が九条さん、ねだられる側が六弥さんですね」
「キスの相手は女性がいいです」
「へえ。ボクじゃ不満?」
「うわー、二人とも鉄壁そう!事実上の決勝戦みたいだよな!えーと、そのあと九条が逆に環からねだられる側になるぜ」
「四葉さんは龍や楽と同じく抱かれたい男ランカーですし、楽しみです」
「ナギも環も、いいなあ……」
「リクはほんと九条に懐いてるよな。三試合目は八乙女からソウにおねだりだっけ。八乙女、可愛くおねだりなんてできんの?」
「やる前から諦めんのは男じゃねえ。やってやるさ」
「今朝から壮五と目が合わねえんだよなあ。無事に帰ってきてくれよ」
「そのあとは、楽に七瀬さんがキスをねだるんでしたよね。楽ならすぐキスしてくれそう。よかったですね、七瀬さん」
「ちょっと緊張しちゃうかも……。オレは九条さんともやりたいな」
「ボクのファンなの?ありがとう」
「そのあと三月くんと俺なんだよね。2人きりでなにかするのはシャッフルトーク以来だし、楽しみだな。よろしくね」
「十さんの胸を借りるつもりで行きます!でもそう簡単にキスは渡さないぜ!」
「最後は二階堂さんから十さんへキスを強請って終了です。こちらもシャッフルトークの組み合わせの、最年長対決になりましたね。6試合ですから、私はみなさんのキスを見守らせてもらいます」
「まとめると、九条がナギに、タマが九条に、八乙女がソウに、リクが八乙女に、十さんがミツに、俺が十さんにそれぞれキスをねだると」
「可愛く、な」
「楽、その念押し必要だった?墓穴にならないといいけど」
「試合以外のとこで仲間同士で火花散らすなよー。ルールはこんなもんかな?なんか質問あるやついるか?」
「ボクらに合わせて3対3になっているけど、偶数の対決じゃ、勝敗がつかないんじゃない?」
「引き分けだったら、最後にもうひと勝負するらしいぜ。そこで一織の出番な!キスできなかった奴らで一織にキスして勝敗を決めるってルール!」
「ちなみに、負けたチームには罰ゲームがあるそうですので。審判として公正に罰ゲームを受けるチームを決めさせていただきます」
「今回も、キス失敗した奴は最後にキスし直すんだろ。そこで和泉弟の出番ってわけか」
「なるほどな!それじゃあ、一織くんともキスすることになるんだね」
「一発で決めりゃ関係ねえよ」
「俺も楽に負けないように頑張るよ」
「オレたちも負けねえからな!……じゃあ早速1回戦から。ナギ、九条、準備はいいか?」
「待てよ。六弥とキスをする時は、女装しなくちゃいけないんだろ?天、普段着でいいのかよ」
「六弥ナギさんがお望みなら、してあげてもいいけど。どうですか?そのままのボクでは不満?」
「ナギ、先輩にそんな無茶言えねえよな!」
「二階堂大和さん、何を焦っているのか分かりませんけど、年齢はボクの方が年下ですし、そんなに恐縮しなくていいんですよ」
「いやー沖縄の夜を思い出すっつーか、九条、かわいい顔しておっかねえから」
「沖縄の夜?ボクが怖いなんて、珍しいことを言いますね。おたくの七瀬さんと同い年、そう変わらないよ。ねえ、七瀬さん」
「うん!九条さんとオレ、同い年だよ!」
「ハハ、おたくの七瀬さんね……。まーそういうわけで、ナギ、九条に負けんなよ」
「Yes、ワタシの唇はレディのためのもの。そう簡単にキスなどしませんよ」
「知ってるぜ。それ、フラグって言うんだろ」
「楽は物知りだな!IDOLiSH7にもフラッグの曲があるよね。楽しくて、俺あれ好きだよ」
「ありがとうございます!えへへ、オレたちも大好きです!」
「真面目な奴は増えたのに、今日はいつも以上に脱線しそうだな……じゃー九条!ナギ!頼んだぜ!」
「行ってきます。六弥ナギ、お手柔らかに」
「行ってきます!ミスター九条、それはアナタ次第ですよ」

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