キスおねだり可愛い選手権 7【Re:vale編】



「終わると思った?」
「は?」
「僕らにキスをねだるのを拒んだ子が2人居るよね」
「大先輩の唇を拒んだ2人が、お咎めなしなんて、あるわけないよねえ」
「え?ちょっと、そういうパワハラっぽいのしないって……」
「ということで。大和くん、ナギくん、来なさい」
「……嫌な予感しかしないんですけど」
「ラスト、2人には、僕たちの曲、『TO MY DEAREST』をデュエットしてもらいます」
「ミスターユキの曲が歌えるなんて光栄です」
「ナギくんはいい子だね。キスしてあげよう」
「遠慮します」
「この人、いちいち俺に歌わせたがるのなんなんだ……」
「ふふ。君の歌を楽しみにしている人が、画面の向こうにいるんだ。歌ってあげてよ」
「その前に、画面の向こうのファンに向けて、渾身の口説き文句も言ってもらうよ!」
「カメラにぶちゅっとやっちゃってね!それじゃあナギから!」
「3.2.1……」


「マイガール。特別な一夜に、ワタシがアナタを飾ることを許してくださいますか?」
チュ…


「続いて大和くん。3.2.1……」


「毎日おつかれさん。今夜はお兄さんとベッドで温まろっか。なんて、冗談だよ」
チュッ


「……それじゃ、みなさん、ナギと大和のTO MY DEARESTでお別れしましょう!すっごい楽しかったよー!」
「え、コメントないんすか」
「僕らの曲に合わせた口説き文句にしてくれたところ、大和くんもナギくんも、いい後輩だなと思ったよ。もう1つくらい抱き枕あげちゃおうかな」
「いりません」
「えーっと、最後までRe:valeさん全開だったけど、オレらも楽しかったです!そんじゃ、大和さん、ナギ、あとはよろしくな!」
「え、帰るの…?誰も突っこんでくんないのに夫婦漫才先輩の真似すんの…?」
「大好きじゃ足りないくらい愛しいって、ファンのみんなに伝えちゃってね!ではでは!本日のお相手は、Re:valeと……」
「IDOLiSH7でした!みんな、ばいばーい!」


次回の投稿をお楽しみに😁 ご閲覧ありがとうございました!

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