キスおねだり可愛い選手権 7【Re:vale編】
《風呂場》
「はー、ほんとあの人たち、どこにいんだ?2人で同じところでイチャついてそう、会いたくねー」
「はは、こんな話してたら出くわしそうな気がするよな。さすがに風呂には居ない……」
「ダーリン、そんなところまで見ちゃイヤ♡」
「ふふ、そう言いながら見せつけてきてるのはモモだろ」
「居たーーー!」
「俺のウォッシュタオル意味深にめくんなって言ってやりてえけど、かっ……関わりたくない!」
「どっちを口説けばいいんだ……!」
「三月くんが正解。大和くん、失格」
「やった!ユキさん、口説かせてください!」
「わーん。悲しいので部屋で寝ます。ありがとうございました」
「ちょっとちょっと!オレたちに出会ったら口説かなくちゃならないんだよ、大和、今ならイケメンの唇ねだり放題だよ〜!」
「それ俺になんの得があるんですか?」
「千さん、新曲すっげえカッコよかったです!聴いてるだけでオレまで強くなれたみたいに感じて……Re:valeってすげえなって改めて思いました!」
「よし、三月くん、おいで。抱きしめてあげる」
「いやキスしてくださいよ」
「ずるい!モモちゃんも三月と一緒にハグして」
「いいよ。2人まとめて抱いてあげる。大和くん、どう?寂しいでしょ」
「勝手にイチャついてて欲しい……」
「斜に構えちゃって。まだ反抗期なの?」
「てっめ……」
「あ!2分経っちゃったねー、残念!」
「あー!おっさんが素直に抱かれねえから、キスして貰えなかったじゃんか」
「ミツ、この人らに言い回し引っ張られてますよ。抱かれるとか抱かれないとか、何の話ってなるから……ほんと、この人たちが来るとペース乱される……」
「あー!千さん!百さん!こんにちは!」
「陸!元気だねー!」
「はい!寮の中でかくれんぼなんてしたことなかったから、楽しくて!」
「うーんかわいい。キスしちゃう」
「わっ」
チュッ
「あっずるいユキ!オレも!」
チュッ
「ええ!?オレたちは駄目で陸はいいんですか!?」
「キスねだってすらなかったですけど!?」
「かわいかったからね。かわいい子にキスする選手権なんだろ?大和くんも三月くんもかわいいんだけど、ちょうど眠かったし、陸くんのフレッシュな眩しさが欲しい気分だったんだ」
「じゃあその醒めた頭でとっとと隠れ直してくださいよ」
「大和くん、悪い口をそんなに塞いで欲しいなら、可愛くおねだりして見せてね」
「さっさと行ってください!」
大和・三月 0pt(挑戦権残り2回)
陸 2pt(挑戦権残り2回)